【実体験】実家の植木の処分を楽に行うには?業者に依頼するのが一番!

実家の片付け
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この記事では空き家となった実家の植木の処分について、私の経験もあわせて紹介しています。

私は両親を看取って実家じまいをしましたが、家の中の片付けに比べて見落としがちだったのが庭の植木の処分です。

台風シーズンを前にお隣の家から連絡が入り、造園業者さんに依頼しましたが、手際よく確実に処分してもらうことができました。

この記事では

  • 空き家になっている実家の植木の処分方法7つ
  • 植木を放置してしまうことによるリスク
  • 処分費用をなるべく安くする方法
  • 業者を選ぶときの押さえておきたいポイント

などについて実体験を交え紹介しています。

これから実家の植木の処分をするときの参考になれば幸いです。

空き家になった実家の植木を処分する方法7つ!

実家の植木を処分するといっても、庭の広さや植木の高さ、木の本数などによっても最適な方法は違います。

また実家が近くにあるか遠方か、処分にかけられる手間や時間、急ぎかどうかなどによっても選べる方法に違いが出てくるでしょう。

実家の植木を処分する方法として、おもに7つの方法が考えられます。

以上、実家の植木を処分する7つの方法を紹介していきます。

処分方法①:自治体の回収ゴミに出す

実家の植木を処分する方法の1つ目は、自治体の回収ゴミに出すことです。

植木があまり大きくない、木の本数がそれほど無い、という場合に適しているでしょう。

回収ゴミに植木を出す場合は

  • 自分で伐採や剪定をする
  • 指定されている回収日にゴミとして出す
  • ひもで縛るなど、自治体で決められている大きさにまとめて出す

などが必要です。

自治体によって植木をゴミとして出せるかどうかや、出し方に違いがあるので事前に確認しておいた方が良いと思います。

自分で剪定した枝などはゴミで出すことが出来ても、造園業者に剪定してもらったものは家庭用のゴミでは回収してもらえない場合もあるので注意しましょう。

【造園業者に委託して剪定した場合】
事業活動に伴うごみとなるため、粗大ごみとして出すことはできません。事業系ごみとして出してください。
横浜市 粗大ごみ よくある質問

処分方法②:自治体の清掃施設に持ち込む

2番目に紹介する実家の植木の処分方法は、自治体の清掃施設に持ち込む「自己搬入」です。

自治体の自己搬入は

  • 自己搬入できる曜日や時間帯が決められている
  • 自分で伐採、剪定して、車を用意して運ばなければいけない
  • 搬入するゴミによって受け付ける清掃施設が 決められていることがある
  • 「㎏あたりでいくら」というように処分費が他の方法に比べて安いことが多い

などがポイントです。

自分で伐採して車で運ぶことを考えると、やはり処分する植木が大きくなく本数もそれほど多くない場合に向いているでしょう。

処分方法③:ゴミ回収の業者に引き取ってもらう

実家の植木の処分方法3つめは、ゴミ回収や不用品回収の業者に引き取ってもらうことです。

ゴミや不用品回収の業者に引き取ってもらう場合は

  • 植木以外の不用品やゴミと一緒に回収してもらえる
  • 自分で植木の伐採や剪定をしておく必要がある(場合が多い)
  • 「トラック1台あたりいくら」という料金になることが多い
  • 業者によっては植木が回収品目に入っていない場合もある

などがポイントです。

植木を伐採しておく必要があることが多いなど、処分する植木が他の不用品やゴミと一緒に出せるくらいの量の場合に向いているでしょう。

処分方法④:解体業者に依頼する

実家の植木を処分する方法の4つめは、解体業者に依頼して壊した建物と一緒に回収してもらう方法です。

空き家となった実家を解体して建て替える、または更地にして売却するなどの場合には、この方法が良いと思います。

解体業者に植木の処分をしてもらう場合は

  • 空き家になった実家を取り壊す場合のみに使える方法である
  • 植木の大きさや量などによって解体の見積費用の金額が違ってくる

というのがポイントです。

処分してもらう植木も含めての見積もり、解体費用になりますが、自分の手で伐採や剪定する必要もないので手間もかかりません。

処分方法⑤:造園業者に依頼する

実家の植木4番目の処分方法は、造園業者に依頼して片づけてもらうやり方です。

処分したい植木の大きさや量などにもよりますが、この方法が一番確実と言えるでしょう。

私自身も実家じまいをしたときには、造園業者にお願いして植木を処分してもらいました。

料金は発生しますが、自分で作業する必要がまったく無いので楽です。

造園業者に植木の処分をしてもらう場合は…

  • 植木の本数、太さ、大きさ、枝ぶりなどによって金額が決まる
  • 木の伐採から運搬、処分までをすべてやってもらえるので楽である
  • 見積もりから作業完了まで立ち会わなくてもお願いできるところもある

などがポイントです。

造園業者に処分をしてもらう場合、非常に高さのある木や伐採がしにくい場所に生えている木など、いろいろなケースに対応してもらえるので一度で植木の処分が終わります。

処分方法⑥:リサイクルショップに買い取ってもらう

6番目の処分方法は、リサイクルショップに植木を買い取ってもらうことです。

園芸を趣味にしている人が増え、要らなくなった植木を買い取ってリサイクルで販売するお店が出てきています。

実家で大切にしていた植木が、リサイクルで誰かの手にわたるというのは素敵なアイデアですね。

ただし、どんな植木でも買い取りの対象になるわけではなく、観賞用など商品として需要のあるものに限られるでしょう。

一部の植木は売れたけれど、その他は残ってしまい別の処分方法を考えないといけないということにもなりかねません。

空き家になった実家の植木を処分する方法としては、あまり向いていないと言えるでしょう。

処分方法⑦:フリマなどで売る

実家の植木を処分する方法の最後は、植木をフリマなどで売ることです。

この方法も植木の大きさや需要のある品種なのかどうかによって処分できるかどうかが決まります。

リサイクルショップに売却するのと同様に、一部は売れたとしても庭の植木全部を処分するのは難しいでしょう。

植木の処分方法7つのまとめ

空き家になった実家の植木を処分する方法7つを紹介しました。

このなかで一番確実に片付くのは造園業者に依頼する方法です。

私も実家じまいをしたときは、造園業者に依頼して植木を処分してもらいました。

私の場合は

  • 台風シーズンの前に隣の家から連絡があり、すぐに対応する必要があった
  • 2~3mの高さの木が8本ほどあり、自分では伐採して片づけられる量ではなかった
  • 植木を処分するときは不動産売買の契約前だったので、解体業者に依頼する選択肢はなかった
  • 土日など休日にしか行けないので、自治体の回収ゴミや自己搬入などの方法は選べなかった
  • 植込みの低木などを含まるとかなりの量だったので、不用品業者の回収やリサイクルショップ、フリマでの販売は無理だった

などの理由で造園業者に依頼することにしました。

空き家になっている実家の植木を放置すると起きてしまう問題とは?

私は実家じまいをする際に、実家の植木は造園業者に依頼して処分してもらいました。

空き家になってから、いつかは植木の処分をしなければと思っていましたが、隣家のお宅から倒れそうな木があり台風のシーズンなので心配だと連絡があり、急いで対応することになりました。

庭の植木を放置しておくと、いろいろな問題が起きてご近所とのトラブルのもとになりかねません。

空き家の植木を放置しておくと…

  1. 放置された植木が倒れる危険がある
  2. 植木が生い茂って近隣から苦情が入る
  3. 害虫やシロアリが発生する危険がある
  4. 伸びた木や枝が隣家や道路へはみ出してしまう
  5. 空き巣に狙われやすくなるなど防犯上の問題がある

以上のような問題が起きる可能性があるので植木の処分は早めにすることをおすすめします。

私の実家の植木も隣家の敷地に伸びて倒れそうな木だけでなく、建物の壁に接触しそうな枝もありました。

近年は台風も大型化していて強風の被害なども考えられるので、早めに対応をしておいて良かったと思います。

実家の植木の処分費用をなるべく安くするには?

空き家になった実家の植木の処分、なるべく費用を抑えるには何か方法があるのでしょうか?

  • あまり木が多くなく自分で伐採できそうな量である
  • 伐採や剪定、片付けなどに時間と手間をかけることができる

このような場合は、自治体の回収ゴミとして分けて出したり、自己搬入で持ち込むのが費用的にも安く済むでしょう。

一方、植木が多く造園業者に依頼する場合は、植木の大きさや量などによって費用が違ってきます。

造園業者に依頼した場合に費用は

  1. 木の本数
  2. 木の高さ
  3. 木の太さ(幹まわり)
  4. 枝の量
  5. 伐採の難度
  6. 伐採か伐根か
  7. チェーンソー、クレーンの使用
  8. 運搬費(車両の大きさも)
  9. 処分費

などで決まります。

造園業者に植木を処分してもらう場合には、

  • 業者を選ぶ場合は相見積もりで比較する
  • 実家の建物を解体するのであれば伐採のみで伐根はしない
  • 自分で伐採できる小さな木は自分で切って回収ゴミなどで処分する

このようにすると良いでしょう。

植木を切る伐採で済ませるのと、木の根を掘り出して取り除く伐根まで作業するのでは料金が違ってきます。

実家の建物が解体予定の場合、解体した後の敷地は掘り返して整地するので、木の根は解体のときに一緒に処分してもらうとよいでしょう。

また造園業者に依頼する場合には、1社だけでなく複数の業者に見積もりを出してもらい相見積もりで比較しすることをおすすめします。

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実家の植木を処分する造園業者を選ぶ4つポイント!

空き家になった実家の植木を処分する場合には、前述のとおり、複数の業者から相見積もりをとって比較するのがベストです。

そして造園業者を決めるときには表面的な金額だけでなく、

以上の4つのポイントをもとに検討することをおすすめします。

ポイント①:対応しているエリアかどうか

造園業者を選ぶときのポイント1つ目は、その業者が実家のあるエリアに対応しているかどうかです。

対応していないエリアであれば作業を依頼するのは無理ですが、対応しているエリア内でも実家のある場所からなるべく近いところにある業者を選ぶと良いでしょう。

造園業者がある所在地から実家のある場所までの距離によって、植木の処分の料金が違ってくる場合もあるからです。

ポイント②:無料で事前見積をしてもらえるか

次にあげる造園業者を選ぶときのポイントですが、無料で事前の見積もりを出してくれるかどうかです。

業者によっては見積もりが有料となるところもあります。

費用全体をなるべく抑えるためにも、見積もりが無料かどうかチェックしておきましょう。

また複数の業者との相見積もりが「可能」となっているかも確認しておきたいポイントです。

ポイント③:料金が明朗会計かどうか

造園業者を選ぶときの3つめのポイントは、見積もりで提示される料金が明朗かどうかです。

前述したように、複数の業者から見積もりをとって比較するのが大切ですが、ざっくりとした合計金額だけでは比較のしようがありません。

運搬費や伐採した植木の処分費用までがすべて含まれているかどうか等も、料金の内訳がはっきりしていれば確認することができます。

作業後にトラブルになったりすることがないように、見積もりの段階で細かく確認できる業者を選ぶようにしましょう。

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ポイント④:作業当日に立ち合いが必要かどうか

造園業者を選ぶときのポイント最後の4つめは、見積もりや作業当日に立ち合いが必要かどうかです。

この4つめのポイントは必須ではありませんが、実家が自宅から離れたところにある場合や仕事の都合で休みがとれない等の場合、立ち合いが必須となると日程が決めにくくなるからです。

私自身が実家の植木の処分をお願いしたときは、植木の量が多いため作業に2日かかりました。

2日目は自身の仕事の都合で立ち会うことができませんでしたが、立ち合い無しで作業完了後に現場の写真をメールで送信してくれて完了だったので大変助かりました。

このような調整もふくめて柔軟に対応してくれる業者を選ぶと良いでしょう。

実家の植木の処分についてのまとめ

空き家となった実家の植木の処分について、処分方法や放置しておくと起きてしまう問題、業者を選ぶよきのポイントなどについて紹介してきました。

この記事のまとめ

  • 植木の量が少なく、作業の時間がとれるなら自治体の回収ゴミに出したり、自己搬入すると費用が抑えられる
  • 植木の高さや太さがある場合は伐採の作業自体危険なので、プロである造園業者に依頼する
  • 植木を放置してしまうと、倒木や害虫の発生などトラブル発生のもとになるので早めに取りかかる
  • 植木の量が多い場合、自分で処分できる小さな木は片づけておくと費用的にその分安く済む
  • 業者に依頼するときは、複数の業者から見積もりをとって比較検討してから決めるようにする

実家じまいというと、つい家の中の片付けをどうするかに目が行きがちです。

私自身も家の中の不用品やゴミの処分から手をつけましたが、庭の植木については見落としていました。

隣家から連絡をいただき、大急ぎで造園業者に依頼して一件落着となりましたが、あのまま放置していたら更に苦情をいただくことになっていたでしょう。

実家じまいにはやらなければいけないことが多いですが、ご近所とのトラブルなどなく無事に片付けが完了するように庭の植木の処分は早めにすることをおすすめします。

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